【スポーツ心理学】目標の設定と達成② 目標達成への近道

みなさんこんにちは、おぐです。

 

今回は目標設定のポイントなどについて書いていきます。

 

 

目標設定に必要なこと・メリット

必要なこと

目標は、体力・技術・心理など、自分に必要な側面を認識し、自分が納得したものにしましょう。そうすることで練習への意欲や、効率を上げることができます。自分が納得しているということは、達成する見込みがあるということですよね。達成するのが厳しい目標を抱えているより断然モチベーションが上がります!

 

メリット

目標を立てたら実行に移しますよね。目標を立てて何もしない人なんていないと思います(笑)。少しづつでも実行に移すことで徐々に技術や身体に変化が訪れると思います。そうすると満足感、自信、将来への期待、競技に対する前向きな姿勢が生まれ、メンタル面でも変化があります。メンタルが安定すれば、試合でのパフォーマンスも安定しますね!

 

目標と自信の関係

目標とそれに対する自信はバランスが取れてないといけません。

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目標は高いけど自信がないと不安になり、目標は低くて自信があると油断してしまいやすくなります。これはどちらもよくない状態で、どちらも最大限の力が出せない状態です。

 

練習では高い目標に見合った自信をつけられるように練習し、試合では自信に見合った目標を立てて臨みましょう!

 

目標を立てるときのポイント

長期目標から短期目標までステップ式につなげる

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前回も書いた通り、大きな目標を達成するためには小さな目標を達成することを積み重ねることが大切です。

 

その小さな目標を立てるときのポイントは、大きな目標への一貫性を持った目標を立てることです。つまり、ゴールに直結しているということが大切です。

 

それでは、どうすればゴールに直結する目標を立てられるのでしょうか?

それは、「頑張る内容、方向が目標に向かっているか」「具体的な行動とのズレを確認することです。

 

速く走るという目標があって、筋トレをするとします。メインは体幹や下半身の筋肉を鍛えなくてはいけないのに、腕ばかり鍛えていては一向に早くなりませんよね。そういうことです。

 

成績目標とプレー目標を立てる

まず「〇〇大会優勝」などの成績目標を立てます。そしてその成績を残すため、つまり勝利したり良いタイムを出したりするためにはどのようなプレーをすれば良いのか考えます。それがプレー目標です。プレー目標を立てることで試合での結果よりもプレーに集中できます。

さらに、練習時はそのプレーをするためにはどのようなトレーニングや練習をするかというレーニング目標を立てると良いです。

 

すでにお気づきだと思いますが、これもステップ式につなげるという事なのです。

 

目標の内容

目標はただ大目標から小目標までステップ式につながっていれば良いというわけではありません。「具体的・現実的・挑戦的」この3つを踏まえて立てることが大切です。

 

具体的とは、「できるだけ具体的な数値や課題」ということです。

例えばただ単に「ベンチプレス100kgをあげる」ではなく、「〇週間後までに80kgで△ヶ月後までに100kgをあげる」という風に少しでも期間や数値を具体的に決めます。

 

現実的とは、「高すぎず、現実的なもの」ということです。

100m走で現在自己ベストが11秒の人がいきなり「9秒台で走る」という目標を立てても達成することはほぼ不可能ですよね。 でも「10秒台後半で走る」とかなら達成できそうで現実味がありますよね。

 

挑戦的とは、「困難だけど、頑張れば達成できそうなもの」ということです。

 いうならば現段階での自分の限界を超えるということです。先ほどの例で言うと、今のペースの練習では10秒台前半は無理だけど、かなりトレーニングを積めば達成できるほど力をつけられるかもしれません。伝わるでしょうか^^;

 

そして目標は立てて終わりではなく、定期的に達成具合をチェックし、修正することが大切になってきます。

 

第二回は以上です。

目標を立てることは行動することの活力にもなりますし、理想の自分に近づく近道になります。いきなりたくさんの目標を立てることは大変だと思います。そういう方は「今日はこんな1日にしよう」とか「今日は〇〇をしよう」とかすごく小さなことでも良いので何か目標を立ててみてください^ ^

 

それでは!